旧姫街道・象鳴き坂 三ヶ日町大谷 浜松市北区 静岡県
1729年(享保14年)広南国より献上の象が将軍お目見えのため、京都から江戸へ下る途次、船で渡る今切(浜名湖)をさけて姫街道を通った。象は引佐峠の急な坂道で悲鳴をあげたので、村人はここを「象鳴き坂」と付けた。当時の書物によると象は牡であった。