気賀関屋 細江町気賀 浜松市北区 静岡県
東海道三大関所跡
この気賀の関所は慶長6年(1601)徳川家康の創建で東海道本坂越え(姫街道)の交通取締りのために設けられた。関所の建物ははじめ茅葺であったが、寛政元年(1789)に杮葺・切妻破風作り、狐格子・瓦棟に改築された。しかし屋根は嘉永7年(1854)の大地震で壊れたので葺きかえられ昭和35年まで残っていた。現在の建物は関屋の正面に向かって左の部分3分の1で下の間・勝手の間の部分であるが屋根の切妻破風作り、狐格子がよく見られる。  細江町教育委員会