三方原神社・道標不動尊 三方原町 浜松市北区 静岡県
旧浜松城内にまつられていた「東照宮」を、大正11年6月25日、ゆかりの地、三方原村へ迎えて、村民の信仰の中心となる村社とした。御祭神は家康ですが、二代将軍秀忠、三代将軍家光のお二方も合祀されている。昭和29年、三方原村が浜松市へ併合により村社は解消となり、昭和31年9月7日、この東照宮は三方原神社と改めた。昭和48年、社殿老朽のため改築が行われた。そして社殿にには三ツ葉葵紋付き茶壺と、勝海舟の「東照宮」の扁額などが納められている。祭典は毎年10月中旬に行われ、神事、余興、投げ餅、屋台引回しなどが催される。  三方原歴史文化保存会 前略 この不動尊は刻まれたお姿の脇に「右 はま松道」「左 いけ田道」と記されているので、道標であることは確かである。明治3年、士族が三方原に入植した時、野原の中でこの不動尊を発見し、以来「野中の不動さま」と呼んだ。後略 三方原歴史文化保存会