昔の街、出羽街道と上街道の分岐点。大正の初期までは茶屋があり、馬を乗り換えた場所です。俳聖松尾芭蕉と曽良は、小黒ヶ埼と美豆(みつ)の小島を尋ねようと、ここを西に折れ一栗(ひとつぐり)の宿まで足を運んだが日が暮れかかったので岩出山に泊まったと曽良日記に記されています。ここのある山神塔は、江戸時代に建てられたもので道標を兼ねています。 宮城県 岩出山町
陸奥上街道

上街道(松山街道)と出羽街道(水戸街道)の分岐点・・・芭蕉と曽良は、元禄2年(1689)5月14日(陽暦6月30日9に上街道と別れ小黒崎・みずの小島を訪れようとして出羽街道を西に向かったが、途中から引き返し岩出山に泊まった。おくの細道には「南部道遥かに見やりて岩手(出)の里に泊まる」とある。
天王寺追分 天王寺 上野目 岩出山 大崎市 宮城県