鳴子村尿前の肝入・検断遊佐平左衛門は対岸の台地、南原に開田するため、東遠鈴澤から732間(1331m)の穴堰を掘り、万治2年(1659)約19年の歳月を要して引水に成功した。幕末に平左衛門の徳をしたって碑を立て神としてまつった。同じ頃岩淵大明神の碑も建てられた。
遊佐大神の碑(右) 旧中山宿 川端 鳴子温泉 大崎市 宮城県