浄福寺 下小堀 香取市 千葉県
旧香取郡小見川町下小堀
(前略)寺云によれば、延応年間(1239〜1240)に記主禅師然阿良忠上人(浄土宗第三祖、鎌倉の光明寺を開いた上人)が当国巡遊のとき、多くの人々に日々説法をしていた。当時、小見川城主であった栗飯原式部大輔胤秀公は良忠上人の徳の深いことを慕い、折にふれ浄土の教法を聴聞して深く仏道に帰依し、上人を戒師と仰ぎ浄土宗の血脈を授かり、建長2年(1250)に当寺を開創したとされている。(後略) (おみがわふるさと小径設置事業)