木更津船顕彰碑 富士見3丁目 木更津市 千葉県
木更津甚句のなかのはやしことぱ「ヤッサイモッサイ」は、木更津船の舶頭たちの「そこをどけ、そこを通せ」という威勢のよいかけ声からとったものともいわれています。 「花のお江戸と木更津舶は、今が世盛り、花ざかり」とうたわれるように、江戸時代に木更津と江戸の間を往復した木更津船は、日本橋と江戸橋の間に専用の「木更津河岸」が置かれるなど幕府から特別の扱いを受け、隅田川辺りで出会ったよその舶は進路を譲ったというほど威勢がよかったといいます。当時の木更津は、江戸の台所をまかなう物資の集積地として、また江戸の文化やj風俗も盛んに流人する房総の表玄関としてたいへん栄えていました。