蒸気河岸の人参湯 中央3丁目 木更津市 千葉県
木更津の片町には沢山の河岸がありましたが、南片町の河岸は蒸気船が発着したことから「蒸気河岸」と呼ばれるようになりました。南片町の河岸では昭和の初めに大相撲が行われたり、その後に造られた「木更津食品市場」でも「せり」が終わると演芸が行われたりと木更津の「娯楽の殿堂」としての役割も果たしていました。昭和4年の絵図に「実母散薬湯」と記されているのが「人参湯」の元の銭湯で、昭和24年に今の主人が引継ぎ、昭和27年に現在の建物に建て替えられました。