大宮神社 五井中央西1丁目 市原市 千葉県
社伝によると、大宮神社の社名は広大な境内に由来し、鎮座は景行天皇の御代、日御東征された折リの御創建と伝えられる。 その後、治承4年(1180)に源頼朝が当社に参詣し、奉幣祈願をしたという記録がある。また、小田原の北条氏が戦勝祈願のため太刀一振を奉納している。 江戸時代には開運・殖産・農業・漁業の守護の御神徳により、近隣28村の総鎖守として庶民の信仰を集めた。 現在の御本殿は三間社流造りで、棟札などには江戸時代に数度にわたる改修が行われた記録が残されている。 なお、現在の拝殿は昭和39年の再建、平成8年には翼殿が増築された。その時、拝殿の天井に四季の絵を始めとする絵画が奉納された。