国分寺薬師堂 惣社1丁目 市原市 千葉県
国分寺薬師堂は、桁行3間・梁間3間のいわゆる三間堂といわれる形式で、正面に1間の向拝(庇)が設けられています。また周囲には高欄を付ける切目縁がめぐります。屋根は茅葺の入母屋造で、建物内部には、内陣天井に植物文様の絵、外陣に竜及び飛天が描かれています。 また、内陣の須弥壇に置かれた厨子は、手の込んだ唐様に作られ、金・朱・縁の彩色が施されています。(中略)享保元年(1716)に完成したことがわかりました。
市原市教育委員会