稲荷神社 稲荷町2丁目 中央区 千葉市 千葉県
往昔、日本武尊が東夷征伐のため上総国へ赴く際、当地に「御駒」を放ち、この地主神に夷賊退治の無事達成を祈り誓いを立てた事から、此の地は、「駒ヶ原」と呼ばれた(駒原神社再建寄進帳・文政5年)御社は「駒原神社」として豊宇気大神を祀った。その後、大治元(1126)年、千葉常重が猪鼻に館を構えて以来、千葉氏の守護神として「御達報稲荷」と称した(千学集) また治承4(1180)年源頼朝が太刀一振を献上し祈願 以後、社殿の修繕などは代々千葉氏が執り行う。(中略)
 境内には当地の偉人、花沢紋十が天保7(1837)年、甘藷澱粉製造を始めた事などを記した「甘藷澱粉製造発祥之碑」がある。 平成十九年正月  氏子総代