第19回 メキシコ大会(メキシコ) 1968年10月12日〜27日 実施競技種目数: 18競技172種目 参加国・選手数: 112の国と地域から5498人 内日本選手183人 日本メダル獲得数:金11個、銀7個、銅7個 (金メダル獲得数11個は、東京に続き、アメリカ、ソビエトに次ぐ3位) 海抜2240mという高地でのオリンピック開催。 選手の健康が心配されたが、陸上短距離や跳躍の競技で好記録が連発。 人種差別問題で、南アフリカの参加が取り消しとなる。女子選手に性判別テスト導入。 最終聖火ランナーに史上初めて女性を起用。 アメリカ、フォスベリーが走り高跳びで背面ジャンプを試み優勝。ウェスタンロールは過去のものに。 ソ連のチェコ侵攻直後の大会で、女子体操チャスラフスカがソ連選手相手に金3個、銀1個を獲得。 サッカーで、日本チームが銅メダルを獲得の大健闘。釜本邦茂選手は6試合で7ゴールを決め得点王となる。 ウエイトリフティングの三宅義信選手がオリンピック2連覇。弟の義行選手も銅メダル。 第10回 グルノーブル冬季大会(フランス) 1968年2月6日〜18日 公式記録映画「白い恋人たち」 実施競技種目数: 6競技35種目 参加国・選手数: 37の国と地域から1158人 内日本から62人 依然日本メダルなし フランスのクロード・キリーがスキーのアルペン競技で史上2人目の三冠王となる。 アメリカ、ペギー・フレミングが女子フィギャー・スケートで優勝。 日本は6位入賞者さえなく、次回の札幌大会に向けて大きな不安を残す。 |